1/100 Gキャノンマグナを作る【その3】
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作成スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今回は「1/100 Gキャノンマグナ」の胴体の延長工作と腕の改造について記載していきます。
先ずは、胸部分と腰部分の間にプラ板を積層し、延長する高さを検討しました。
一度は4㎜の積層で組んでみたのですが、なんか違うな~と思い、3㎜で作り直した結果、狙った高さが出ました。
余談ですが、無駄になってしまった4㎜の積層プラ板は、後程おあつらえ向きの使い道が出てくるのですが、それはまた別の機会に。
そして、3㎜積層プラ板に少しディテールを加え、それに合わせて腰の前面の一部を切り欠きました。
3㎜を間に挟む分、腰部分から延びる胸部分との接続軸を延長する必要がある為、プラ棒の中に真鍮線を仕込んだ物で延長しました。
尚、写真を見ていただくと分かると思うのですが、接続軸の延長は、単純に白いプラ棒を元の赤い軸に乗せただけの形にしてしまった為(真鍮線で繋いではいますが)、強度が不十分であり、この後何回も取れてしまいました。
この手の軸の延長は、下記のイラストの様に、もっと強度を保てるやり方があるのですが、この時は知りませんでした・・・残念。
この積層パーツを挟んで、全体を組んでみたのか下記の写真になります。
体が上下に長くなり、下半身のボリュームに負けない感じになったと思います。
積層パーツの中心部分に下がる様な形状も、胸パーツ側のデザインに合わせて形にしたので、単純に水平な線よりは(上記の写真と比較すると)、唐突感が軽減できた気がします。
次は腕のダブルビームガンを背面側にする為の工作です。
これはどういう方法にするか悩みましたが、結局、肘関節の下で前腕を一度カットし、角度を90度変えて再接着することにしました。
上記写真2枚の上側に写っているのは、キットのままの前腕パーツです。
写真左側の下がカットした物で、写真右の下が、角度を変えて再接着した物。
ピンの出ている所に、ダブルビームガンのパーツを接続します。
尚、接着後は下記写真の様に、バークランプで前腕パーツを挟み込み、接着剤が完全に乾燥するまで放置しました。
接着剤の乾燥待ちの間に、足首パーツの後ハメ化の工作を行いました。
キットでは、足首パーツはスネで挟み込み、上下2か所のピンで固定する方法になっています。
足首を下からスネ側に差し込む形にする為に、足首側の受け穴2つを溝を掘って繋ぎ、スネ側のピンも削り込んで、お互いをすり合わせました。
尚、スネの外側に付く謎パーツの接続にポリキャップを使ってあったのですが、この謎パーツも最後に接着する予定である為、プラパイプに置き換えました。
これで、足首パーツと脛パーツをスライドさせて後ハメ出来る様になりました。
これらの工作が終わった段階で全体を組んでみたのが下記の写真になります。
大分ねらった感じのスタイルになりました。
この後は、腕関節の改造になりますが、それは次回の【その4】にて。
では~ (´▽`)