1/144 旧型ザク(旧ザク)を作る :その11【完成】
こんにちは。
プラモ屋、ホビースペース・コントラポストの開業準備中、ケケサンです。
今回は、旧ザク作成その11、汚し塗装をして、漸く完成となります。
前回、はげちょろ塗装を完了したので、そのエナメル塗装面を保護する為に、ラッカー系塗料のつや消しクリアーを吹き付けました。
汚し塗装には「Mr.ウェザリングカラー/グランドブラウン」を使用。
この旧ザクに関しては、宇宙空間での運用がメインであると考え、土や泥の様な汚れではなく、オイル系の汚れになる様にしてみました。
関節部やパーツの継ぎ目の様に見える所を中心に、オイルなどが流れたり溜まったりした様な感じに筆塗りをし、筆や綿棒に専用うすめ液をつけて拭ったりして、微調整しました。
約18mあるメカである、ということを意識し、自分が1/144サイズになってこの旧ザクを見た時に、なるべく違和感のない汚れになる様にしてみたつもりです。
緑の所も、青の所も、同じグランドブラウンでの汚しですが、下地の色が異なる為、少し違った色合いに見えるところが面白いです。
この汚し塗装はとても楽しかった!
ニヤニヤしながら汚れを描き込んでいたと思います。
下記の写真は各部の汚し具合です。
重力方向に向かって雨垂れの様に汚したり、にじんだ様な跡にしたり、場所によって汚れ方を考えました。
はげちょろの上から汚しを入れて、「機体の塗料が擦れて剥がれた後に、汚れた」という様な時間差を入れることで、シルバーの所の色の単調さも軽減します。
最後に、足元に少しだけ、タミヤの「ウェザリングマスター/マッド」で泥っぽい汚れを入れました。
これは、宇宙空間でも、小惑星等を足場にすれば多少汚れるだろう、というこじつけです。
様は、「模型的にかっこいい!」と判断しての汚しでした。
それが下の写真になります。
これでめでたく、1/144 旧型ザク(旧ザク)の完成です!
作成期間は、1ヵ月程。ほぼ毎日、ちょっとずつ弄ってましたね~。
あとは、下記の写真を参照願います。
そして最後の仕上げとして、行きつけの喫茶店に旧ザクを持ち込み、カウンターでコーヒーを飲みながら愛でました。
残念ながら、この旧ザクに食いつくお客様は殆どいませんでしたが・・・。
模型仲間が欲しいというのも、私がプラモデル屋さんの開業を目指す理由の一つですね~。
およそ¥300のキットですが、とても楽しんで作れました。
また旧キットを作りたいですね~。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
では~ (´▽`)