脱サラして、プラモデル屋さんになってみる。

脱サラしてプラモ屋を起業した男の、趣味と奮闘の記録。

1/144 プチッガイ ウイニングイエローを作ってみた【その1】

こんにちは~。

 

山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。

 

今回は、以前作製した「1/144 プチッガイ ウイニングイエロー」について記載していきたいと思います。

 

作成時のコンセプトとしては、「少し、リアル志向なプチッガイ」です。

 

その為、

①塗装で、退色表現をする

②強そうな武器を作る

③台座から可愛さを排除する

を念頭に置いて、作製することにしました。

 

先ずはプチッガイの本体です。

気になったのは、腰に付くリボンストライカーの肉抜き穴くらいだったので、エポキシパテで埋めました。

 

その他は接着面の合わせ目をヤスリ掛けで消した位です。

f:id:KKSAN:20190703234248j:plain

まともな写真が残っていませんでした・・・

 

次に武器ですが、キットに付属していた「チェアストライカー(?)」やその他のジョイントパーツを流用しつつ、オリジナルの武器をでっち上げることにしました。

 

パーツを弄っている内に思いついたのが、

「シールド兼、ビームガン兼、パイルバンカーのわがまま三点盛の武器」

です。

 

チェアストライカーを芯にして、プラ板でシールド部分を作製。

プラパイプとプラ棒でパイルバンカー部分を作り、キット付属のジョイントパーツを、ビームガンの銃口に見立てました。

 

後は、ディテールアップパーツや、プラ板、曲げられるプラ棒等でデコレーションしていきました。

f:id:KKSAN:20190704003325j:plain
f:id:KKSAN:20190704003349j:plain
セミクラッチですね~
f:id:KKSAN:20190704003414j:plain
f:id:KKSAN:20190704003426j:plain
グレーの部分はディテールアップのパーツです

f:id:KKSAN:20190704003645j:plain

プチッガイに作製した武器を持たせると、こんな感じです

 

尚、この武器の名前は、特に考えていませんでした。

今付けるとすれば、「パイルバンカーシールドガン」ですかね!

 

・・・そのまんまですね。

 

そして、プチッガイを飾る台座です。

これは、ジグソーパズルのピースの形になっていますが、二か所のでっぱりをカットして、二か所の凹み部分にはめ込んで接着。

隙間を黒い瞬着パテ等で埋めました。

縁は、プラ板で囲んで、ちょっとアクセントにしました。

f:id:KKSAN:20190704004450j:plain

台座の改造、第一段階

尚、プチッガイを支える支柱の後ろにちょこんと置いてあるマイナスモールドは、プチッガイを単体で飾る場合に使用します。

 

マイナスモールドには3㎜プラ棒を接着してあり、これをプチッガイの腰にあいている穴に刺すことで、マイナスモールドの入ったネジが突っ込んである風に見せる、という仕組みです。

 

台座に穴をあけ、プラパイプを輪切りにして高さを出した所に刺してます。

 

まぁ、基本的に台座にセットして飾ってますので、ほぼ使用しないパーツになってますが・・・。

 

追加で、台座に格子状のスジ彫りを入れました。

これは、何となくコンクリートの床っぽくしたいなぁと思い、入れてみました。

f:id:KKSAN:20190704010150j:plain

格子状にスジ彫りを入れました


これで、工作は完了したので、塗装に移ります。

 

先ずは下地として、オキサイドレッドのサーフェイサーを吹きました。

これは、何となく戦車っぽい仕上げ方にしたいなぁ、という、ぼんやりとした理由です。

f:id:KKSAN:20190704010616j:plain

いい色です

 

そして、エアブラシでの基本色の塗装を終えた状態が下記になります。

イエローのプチッガイでしたが、今回は緑色をメインにしてみました。

f:id:KKSAN:20190704011055j:plain

正面。なお、台座は別途追加塗装をします

f:id:KKSAN:20190704011111j:plain

後ろです

 

そして、目と鼻をエナメル塗料のつや消し黒で筆塗りし、墨入れしてからデカールを貼り付けました。

武器の白いラインもエナメル塗料の白での筆塗りです。

f:id:KKSAN:20190704011613j:plain

正面。目と鼻を筆塗りしました

f:id:KKSAN:20190704011626j:plain

後ろ。派手な後頭部になりました

 

f:id:KKSAN:20190704011639j:plain

武器にもデカールをペタリ

 

尚、確か「アッガイ」がジオニック社製だったので、デカールに "ZEONIC" をチョイスしています。

 

台座も、明るいグレーで少しグラデーションっぽく色をのせました。

アクセントとして、エナメル塗料の黄色で、ラインと数字を書き込みました。

シャーペンで下書きしたラインがそのまま残ってますが、OKとしました。

f:id:KKSAN:20190704012659j:plain

良い感じになってきました

 

この後、デカールを貼り付けた部分をグロスのクリアーで塗装し、完全乾燥後にヤスリで研ぎ出し。

デカールと塗装面の段差を消しました。

 

そして、つや消しクリアーを全体に塗布して、表面をザラザラ状態に。

f:id:KKSAN:20190704013232j:plain

正面。このままで終わりとするのも有りでしょう

f:id:KKSAN:20190704013244j:plain

後ろ。リボンストライカーの下の穴に、マイナスネジモールドを刺してます

 

そして、いよいよ肝の退色表現に入るのですが、それは次回の【その2:完成】にて。

 

今回はここまでとなります。

 

では~ (´▽`)