店舗に撮影ブースを設置してみる
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今回は、店舗内に撮影ブースを設置してみた件について、記載していきます。
撮影ブースは、自宅に作ろうと思うと、スペースを取る割に使用頻度も高くない為、設置には躊躇していました(自分の場合です)。
その為、ちょっと憧れの設備だったりするので、頑張って作ってみました。
先ずはネットや本等で撮影ブースに関する情報を集めました。
市販の撮影ボックスを購入する手も検討したのですが、自作されている方が多く、自分でも出来るのではないかと思いました。
結果、撮影ブースは自作することにしました。
手始めに、撮影ボックスを載せる為の棚をエレクターで作製していきます。
パーツはとりあえず必要最小限の数で。
今後棚数を増やしたい場合も、エレクターなら簡単ですしね。
撮影ボックスを載せる天板として、色付きの板も購入。
四隅をカットして加工し、エレクターに載せて、とりあえず棚は完成です。
設置場所は、一番奥のスペース。
塗装ブースのある区画にしてみました。
そして、塗装ボックスの作製に移ります。
材料はダイソーで購入した半透明の「PPシート(乳白色)」×5枚を主に使用していきます。
このPPシートは半透明なので、ライトの明かりを上手く拡散させてくれる筈です。
PPシートの縁1㎝の位置に、Pカッターで溝を入れて折り曲げ、糊代にします。
背面と底板に糊代をつけ、そして側面の二枚を切り出して作製。
これらを、ポリプロピレンでも接着可能なボンドを塗布して接着していきます。
一度に箱型に接着するのは、接着面を固定しておく事が困難なので、先ずは三辺のみ貼り付け、テープで固定しておきます。
接着剤の完全硬化まで24時間かかるらしいので、この日はここで終了しました。
翌日、展開図状態だった物を箱型に組み立て、接着していきます。
一応形にはなりましたが、両側面の前方がくにゃっとしており心許ない為、余ったPPシートでL字型の補強パーツを作り、貼り付けました。
天面も作製を開始。
三方の縁を折り返した物を蓋にして、ボックスに被せる単純構造にすることにしました。
ここで、また24時間の接着剤の硬化待ちです・・・。
そして翌日、箱型に組んで、背景の紙(暫定品)をクリップで留めた物を、棚に載せてみました。
棚のポールを利用して、撮影ボックスの両脇にクリップライトを取り付けてみました。
これらのライトは事前に購入していた物ですが、斜め後ろの物は、この時点で暫定品です。
この時点で、実験的にiPhoneで巻尺の写真を撮ってみました。
一応撮れてはいるのですが、撮影中、何となく画面が暗い感じがしました。
メインのライトを設置してみないと、何とも言えませんねぇ・・・。
尚、蓋を作ってみて分かったのですが、背面側の縁が垂れ下がってしまう為、蓋の後ろ側に爪を取り付け、箱の背面に引っかける形にしてみました。
尚、背景紙も撮影ボックスの内径に合わせて切り出した物を用意。
箱への取り付けは、背景紙の上側を折り、背面上部の縁に引っかけるだけの簡単構造にしてみました。
これなら、背景紙の交換も容易です。
出来上がった蓋を箱に被せて、撮影ボックスの作製が完了。
後日、メイン用のデスクライトを入手して、撮影ブースに設置。
ケーブルタップをポールに固定し、ケーブルも結束バンドで留め、見た目をスッキリする様に。
これで、撮影ブースが完成しました!
そしてお楽しみの、撮影実験です。
悪くない写真ではないでしょうか。
OKとしましょう!
贅沢を言えば、レフ版的な物も有ると良いかもしれませんね。
余談ですが、上記のプチッガイも、以前私が作製した物です。
別途、作製過程も含めて、ブログにアップしてみるのも面白いかもしれません。
兎も角、これで一段落しました。
また進捗がありましたら、ご報告致しますね。
では~ (´▽`)