1/144 旧型ザク(旧ザク)を作る :その6
今回は、胴体側と腕を繋ぐ関節部分の改造です。
胴体側にポリキャップをプラ板で囲ったブロックを仕込み、腕側と接続する為の基部を作りました。
縦に稼働軸があるので、元のキットと同様に肩が前後にスイングします。
上記の改造に伴い、腕側の肩関節から延びる接続軸に長さが必要になった為、不要な部分を削り取った上で、プラ棒で延長しました。接着面には真鍮線を仕込み、強度を出しています。
又、肩内部の稼働軸ですが、正面側の軸が若干円錐形である為、腕を下から水平方向に開く際に、少々緩いと感じました。その為、切り飛ばしてプラ棒に置き換えました。勿論、真鍮線も仕込んでます。
肩関節は、キットのままだと薄いと感じた為、前後にプラ板を張り付け、厚みを増しています。
胴体側を側面から見た際に、ポリキャップが見えるのが何となく嫌だったので、太いプラパイプを「C」の字に切り欠いたパーツを被せて隠すことにしました。
それに伴い、胴体側の切り欠きを上下に広げています。
大体の改造が終わった状態が下記の写真になります。
この時点では、肩関節の幅まし用プラ板は塗装後に接着するつもりでした。
しかし、面倒になったので、少し形状を変えて接着することにしました。
これで、腕を上げた際の脇の貧弱さが軽減されました。
左肩のアーマ以外、腕の各関節の改造が終了。
全身を組み上げてみると、下記の写真の様になりました。
「その6」はここまで。
「その7」は、今回の改造で無くなってしまった首の取り付け基部と、ランドセルのバーニア部の改造についてです。
では~。