脱サラして、プラモデル屋さんになってみる。

脱サラしてプラモ屋を起業した男の、趣味と奮闘の記録。

脱サラの訳、プラモデル屋をやりたい訳。その2

今回は、私が何故プラモデル屋をやりたいと思ったのか、その理由を書いてみます。

 

理由は大きく2つ。

①競合が少なく、個人でも勝負できる気がした

②お客さんが楽しんでいる様子を、肌で感じる仕事がしたかった

です。

 

先ずは「①競合が少なく、個人でも勝負できる気がした」について。

 

私が暮らしている山形県米沢市は、模型専門店がわずか1店舗しかないのが現状です。(「ホビーショップ セイワ」さん。ラジコンに強いお店で、私も常連です)

その他は、おもちゃ屋さんや、大手家電量販店のおもちゃ売り場等でプラモデルを扱っているのですが、私が欲しいキット(主に大手メーカー以外の物)や工具が手に入りにくいのが現状で、山形市までプチ遠征して欲しいキットを探したりしています。

 

ならば、自分と同じ思いをしている人が米沢市内にも居る筈だし、他の店舗に無いものを揃えれば、潜在的な需要に答えることが出来るのでは?と考えました。

 

しかし、販売という1つの業態だけでは弱い。

そんな時、模型作成スペースや塗装ブースを時間で提供する店舗の存在を知り、「これだ!」と思ったのです。

 

調べてみた所、このような形態の店舗は、山形県はおろか、東北地方にはほぼ無く、競合がありませんでした。(2019年2月時点で、岩手県に1店舗ある模様)

時間を買って楽しむ場所としては漫画喫茶もありますが、私の知る限り米沢市には1店舗のみです。

 

その為、競合の少ない模型店で、他店があまり取り扱えない品物を置き、模型作成スペースを提供することが出来れば、生き残る確率は高いのではないか?と考えたのです。

 

次に「②お客さんが楽しんでいる様子を、肌で感じる仕事がしたかった」です。

 

これは、先日の脱サラの訳を書いたブログにも関連するのですが、会社員時代の私は仕事を楽しいと思ったことが無く、又、成果が見えないことにモヤモヤしていました。

そして、弟の経営する喫茶店に来店する度、お客さんとの距離が近い仕事は楽しそうだと感じていたのです。

 

そんな時に模型作成スペースを提供するお店の存在を知ったのです。

そして、他県へ遠征して実際に体験したり、お店の方にお話しを伺ったりする内に、益々羨望する様になりました。

 

「こんなお店を、米沢市に作りたい!」という思いが強固になったのです。

 

自分の目指すお店は、商品の販売のみでなく、模型作成スペースをすることで、模型好きな方々の集まるコミュニティーになる場所です。

共通の趣味を持った仲間と、時に切磋琢磨し、時にキャッキャうふふと楽しめる空間。

素晴らしい・・・。でも無いなら、作るしかない。そう思いました。

 

これらが、私がプラモデル屋をやりたいと思った理由です。 

 

成功するは分かりませんが、チャレンジしてみる価値はあると思いますし、なにより楽しく仕事が出来るに違いない!

そんな思いで、店舗開店まで準備を進めていこうと思います。

 

では~。