脱サラして、プラモデル屋さんになってみる。

脱サラしてプラモ屋を起業した男の、趣味と奮闘の記録。

1/144 旧型ザク(旧ザク)を作る :その4

今回は頭部の改造です。

 

この頭部は、首パーツを頭のパーツで挟み込むだけの単純な構造。

このままだと、顔の正面にある柱状の部分(ピラー?)が邪魔になり、目の部分(モノアイ)の接着面のやすり掛けや塗装の際、イライラするに違いない!

 

そこで、

① 首と頭は後ハメにする

② モノアイ部分をくり抜いて新造し、ついでにモノアイを可動式にする

③ 少しディテールを追加する

という感じで工作していくことにしました。

 

先ずは顔前面のピラーを切り飛ばし、モノアイの部分をくり抜きます。

口の中も切り取り、スジ彫りを入れたプラ板を仕込んでディテールアップ。

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上記写真にて頭頂部から生えているのは「wave」のプラパイプグレー(外形3.5㎜、内径1.7㎜)。

顔パーツとモノアイレールの芯の部分(外径8㎜の白いプラパイプ、下記の写真を参照)とを接続する為の物です。接着剤の乾燥後に切り飛ばし、プラ棒を突っ込んで穴を埋めました。

 


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モノアイレール(写真のグレーのパーツ)は「G-Temple」というメーカーの「ツインサークルII」というディテールアップパーツを流用しました。一部カットしたり、モールドを入れたりしてレールっぽく。

モノアイは、プラ板をポンチで丸く抜いた物をレール部に接着しました。

 

これを芯のパーツにカポッ!と被せることで、モノアイを左右に動かします。

頭部の内側上部と、芯のパーツ(白いプラパイプ)に凹凸箇所を作って嚙合わせることで、頭を左右に動かした時に、モノアイレールが一緒に動くことを防止しています。

 

顔正面の切り飛ばしたピラーは、キットのランナータグを成型して作成。

おでこから登頂にかけての接着面がかなり凹んだ形状になっていたので、「黒い瞬間接着剤」をもって成型しました。

 

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モノアイの可動は、モノアイレールの下側に差し込んだ真鍮線の突起をピンセットでつまんで動かす方法になります。

 

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ギョロ!っと。

イイ感じです~。

 

最終的に、モノアイはクリアピンクのプラ棒の先を熱して半球型にした物を取り付けることにしたのですが、それは別の記事で紹介します。

 

今回はここまで。

次回は、腕関節の改造です〜 ヽ(´▽`)/