1/144 旧型ザク(旧ザク)を作る :その3
今回はヒザ関節と足の裏の改造です。
このキットは、太腿と足首を組み立て後にそれらをスネのパーツで挟み込む構造になっています。
スネパーツを接着してしまうと太腿と足首は外せなくなり、可動部分の塗装もかなり面倒になります。又、足首は一軸可動で前後に動くだけなので、足を開いたポーズにすると足の裏の外側が浮いてしまい、18mのメカが自立している感じになりません。
その為、ヒザ関節と足首関節を新造し、塗装後に組み立てられる様に改造することにしました。
先ず、スネ側に挟み込まれる太腿側の稼働軸を削り落とし、中に内径3㎜のプラパイプを接着。
スネ側の可動部にも3㎜の穴をあけ、太腿をスネ側にはめ込んだ後に3㎜プラ棒を側面から突っ込み、稼働軸にしようと試みました。
しかし、この方法はあまり上手くいかなかった為、変更。
太腿側の可動部の穴をコの字型に切り欠き、スネ側の可動部に固定した3㎜プラ棒に上からパチン!とはめ込む方法にしました。(下記の写真を参照)
足首関節はボールジョイントに変更。
スネ側に元々あった軸を利用し、ボールジョイントの受け側を仕込みました。
足首側の関節も成型し、プラ板の積層した物を中に仕込み、穴をあけてボールジョイントを取り付け、スネ側との干渉箇所を削りました。
又、足の裏が平らでない為、内側の底を削り取り、外側の底面と面一になる様にプラ板を張り付けて脚全体の大まかな改造が完了!
これで、狙った立ち姿が出来る様になりました。
これらの改造で股関節の位置が高くなった為、全高も約2㎜位?高くなりました
今回はここまで。
次回は、楽しい頭部の改造です〜 ヽ(´▽`)/