脱サラして、プラモデル屋さんになってみる。

脱サラしてプラモ屋を起業した男の、趣味と奮闘の記録。

1/100 Gキャノンマグナを作る【その8】

こんにちは~。

 

山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。

 

今回は「1/100 Gキャノンマグナ」の脛付近の改造について記載していきます。

 

脛のパーツを組んでみて思ったのは、

 

「なんとなくメリハリに欠けるなぁ」

 

でした。

 

その為、少し見せ場を作ってやるべく、作業を進めてみます。

 

先ずは、脛の前面ですが、キットにはモールド等は入っていない為、のっぺりとした面になっています。

しかし、説明書のイラストでは、脛の中心線(キットのパーツ同士の接着面)に段落ちの黒いモールドがある様に見えます。

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説明書には脛に黒い線がありますが、キットにはありません

 

そこで、スジボリ堂さんから発売されている「BMCダンモ」というツールで、段落ちモールドを入れてみることにしました。

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BMCダンモです。刃の形が独特で、左右で削れる幅が違います

 

パーツの縁にBMCダンモの刃を引っかける様に当てて、何度か上下に往復すると段落ちの形に削れます。

これを各スネを構成する2パーツ×2に行いました。確か0.5㎜幅にしたので、接着面で合計1㎜の段落ちモールドになりました。

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写真左が段落ちモールドを入れた物です

 

今考えると、この方法では凹んだ所の中心に接着面が来る為、後のヤスリ掛けが困難になりますね。

接着面を5㎜ずつカットして、間に1㎜プラ板を挟んだ方が、綺麗に仕上がったかもしれません・・・。

 

次に気になったのが、膝に2つ付いているスラスターの様な個所です。

 

何となくモールドもぽってりとしており、丁度良いパーツがあれば切り取って交換したい所でした。

しかし、良いパーツを探すのも面倒だったので、ヤスリで削ってそれなりにシャープにし、中はくり抜いてフィンの様な物を入れようと思いました。

 

先ずはスラスターにヤスリを掛け、出来る範囲で面出しをしました。

これで幾分かは、ぽってり感が解消されました。

 

そして、スラスターに穴をあけます。

これは4ヶ所あるので、それぞれの穴が同じ大きさになる様に心がけました。

(ピンバイスで穴あけ→ノミやナイフで成形→ノギスで穴の大きさチェック!の手順です)

 

スラスターの中に入れるフィンは、先ずプラ板に四角くて細いプラ棒を3本程接着した物を作り、それを、穴のサイズに合わせてカマボコの様に切り取った物としました。

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フィンは、こんな感じに作りました

 

このパーツを4つ作って、それぞれのスラスターに裏側からはめ込んで接着します。

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裏から穴にはめ込みました

 

本来ならここはスラスターなので、フィンの様な構造はしていないとは思うのですが、何となく密度が増している方がカッコイイ気がしたので、これでOKとしました。

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何もない四角の凹みよりは、イイと思います

 

細かい箇所の改造のみとなりましたが、今回はここまで。

次回の【その9】では、膝関節や、脛のディテールアップの続きについて記載したいと思います。

 

では~ (´▽`)