店舗の照明を変える【その7】
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今回は、店舗の照明の変更に関する進捗【その7】になります。
前回の【その6】では、大部屋の天井にある「①取り外した蛍光灯の電源を通していた穴」を隠す為に、塩ビ板をカットして張り付けた所までを記載しました。
今回は、その後の「②蛍光灯を付けていた、ネジの穴」を塞いだ件と、店舗奥の小部屋の照明の変更について記載していきます。
先ずはホームセンターへ行き、店内をウロウロ。
そして選んだのが「穴うめパテ・ホワイト」です。
天井は白で塗装したので、白いパテを使えばパテ埋め後の塗装を省けるかもしれないと思い、購入しました。
店舗へ帰り、早速パテを使ってみます。
尚、脚立に上っての作業になる為、パテをキープしておける様に、段ボール紙を使って即席のパレットを作って使用しました。
そして、なるべく丁寧に、ネジ穴にパテを塗りつけていきます。
下記の写真はビフォーアフターになります。
これを、蛍光灯跡にあるネジ穴で、直接天井に穴があいている箇所全てに施していきました。
パテ埋めを行った翌日、乾燥した状態で色目等を確認しました。
結果、塗装面とパテ表面で若干ツヤに差があるものの、たいして気にならないと判断し、ヤスリ掛けや再塗装はしないことにしました。
思惑通りです!
これで大部屋の天井は補修が終了。
残る照明の変更箇所は、店舗奥の小部屋の天井の一か所のみ。
ここは、私がトイレ用の棚を作っていた日に、設備会社のS氏がスッとやって来て、蛍光灯を外してライティングレールを取り付ける工事を、ものの30分で終え、サッと帰って行きました・・・。
あまりにテキパキと作業をしてくれた為、作業前の写真を撮り忘れる位でした。
蛍光灯は1本の物が縦に2灯付いている形だったのですが、それを1本のライティングレールに変更しました。
但し、ライティングレールの取り付け作業を優先した為、この後に天井の塗装をすることになりました。
先ずは塗装の為に、天井とライティングレールの養生を行いました。
養生後に、ネジ穴等の小さめの穴をパテ埋めしました。
そして翌日、少しヤスリでパテを削って表面を整えてから、塗装開始です。
今回は幅が狭いので、脚立に上って、刷毛で塗装をしてみました。
多少の筆むらは気しません!
塗装が乾いてから養生を剥がして、塗装の工程は終了しました。
最後に、天井の大きな穴を、塩ビ板の切り出しで隠して完成です。
これで、天井の蛍光灯をライティングレールに変更する工事が終了~!
工事着工から、約二週間でした。
最後に、照明を電球色から昼白色に変更してみました。
やはり電球色よりも明るくて、プラモデルの作成等の作業をするならば、昼白色の方が良いかも知れません。
しかし、温かみのある電球色も捨てがたい・・・。
照明については、今後も色々と悩みながら弄っていくつもりです。
一つ、区切りがついてホッとしました。
次はピンクの壁紙問題の解決ですかねぇ。
今回はここまで。
では~ (´▽`)
閑話:好きなノートについて
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今回は一寸お店のことやプラモデルのことから離れて、私のノートについて書いてみたいと思います。
私の愛用しているノートは、MOLESKINE(モレスキン)のプレーンノートブック(無地)で、13×21㎝、240ページ、一寸小さめのノートです。
このノートはハードカバーになっている為、手に持ったままでも書きやすいのがお気に入りポイントです。
低めの椅子にゆったりと座って、テレビを観ながら落書きしたりするのが、とても楽しいノートなのですが、2019年4月14日、そのノートを使い切りました!
それで、一寸おセンチになって、ノートのことを書いてみようと思った訳です。
このノートを使い始めたのは、2007年10月からでした。
きっかけは、私の弟くんに勧められたから、です。
モレスキンのノートは、19世紀後半のフランス作られ始めた物がルーツらしく、著名な芸術家が愛用していたとのこと。
自分が選んだのは無地の物で、紙の色は通常のノートやルーズリーフに比べるとやや黄色味がかった優しい色をしています。
最初の1ページ目は、なんかカッコよく使いたいと思いすぎて、考えすぎた挙句、異なる種類のボールペンやシャーペンで、似た様なイラストを描いて、このノートを使うのに気持ちのいいペンはどれか?を探るという、何とも微笑ましいスタートでした。
正直、使い始めは何を書いたら良いのか分からず、使用頻度はかなり低かったのです。
「カッコ良く使わないといけない!」
という変な呪縛が暫くあり、1年経っても10ページ位しか使っていないという状態でした。
それが数年続き、漸くノートを書くことに吹っ切れたのが2012年頃です。
この頃から、日常的にノートを持ち歩く様になり、主にイラストの落書きをしていました。
劇的に書くペースが上がったのが、2018年1月頃。
この頃の私は、20年務めた会社を退職した直後でした。
その為、単なるイラストのみでなく、心機一転を図る為の、DIYしたい物の完成予想図等が増えていきました。
会社を退職した時から、模型店をやろうとは思っていたので、起業に関する勉強のノートも書いたりしましたね。
とりあえず、思いついたことはこのノートに書いてみる習慣になったのが、2018年でした。
ノートを手に入れてから約10年経って、漸くちゃんとノートを「使う」様になったのです。
そして2019年に入り、店舗の契約を終えた頃に、店のことが書く事のメインになり、物凄いスピードでページが消費されていきました。
そして、とうとう使い終わったのでした~。
恐らく、退職後の1年半5ヵ月で、ノートの3分の1以上を使ったと思います。
正直、ノートをきちんと使い終えるという体験が無い(あったかもしれないが、憶えていない)為、かなりの達成感がありました。
浮かれて、ブログに書いてしまう位です。
ステッカーを貼ったり、マスキングテープで補修したりと、外観にも愛着がありますし、自分が書きたいと思った事だけで構成されたノートになりました。
感謝、感謝です。
そして、新たな相棒も入手済!
全く同じモレスキンの無地ノートです。
このノートも、自分の書きたいことだけ書いて、自分のお店のステッカーを貼ったりして、楽しんで使っていきたいと思います。
というわけで、今回は一寸変化球な話題でした。
では~ (´▽`)
1/100 Gキャノンマグナを作る【その8】
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今回は「1/100 Gキャノンマグナ」の脛付近の改造について記載していきます。
脛のパーツを組んでみて思ったのは、
「なんとなくメリハリに欠けるなぁ」
でした。
その為、少し見せ場を作ってやるべく、作業を進めてみます。
先ずは、脛の前面ですが、キットにはモールド等は入っていない為、のっぺりとした面になっています。
しかし、説明書のイラストでは、脛の中心線(キットのパーツ同士の接着面)に段落ちの黒いモールドがある様に見えます。
そこで、スジボリ堂さんから発売されている「BMCダンモ」というツールで、段落ちモールドを入れてみることにしました。
パーツの縁にBMCダンモの刃を引っかける様に当てて、何度か上下に往復すると段落ちの形に削れます。
これを各スネを構成する2パーツ×2に行いました。確か0.5㎜幅にしたので、接着面で合計1㎜の段落ちモールドになりました。
今考えると、この方法では凹んだ所の中心に接着面が来る為、後のヤスリ掛けが困難になりますね。
接着面を5㎜ずつカットして、間に1㎜プラ板を挟んだ方が、綺麗に仕上がったかもしれません・・・。
次に気になったのが、膝に2つ付いているスラスターの様な個所です。
何となくモールドもぽってりとしており、丁度良いパーツがあれば切り取って交換したい所でした。
しかし、良いパーツを探すのも面倒だったので、ヤスリで削ってそれなりにシャープにし、中はくり抜いてフィンの様な物を入れようと思いました。
先ずはスラスターにヤスリを掛け、出来る範囲で面出しをしました。
これで幾分かは、ぽってり感が解消されました。
そして、スラスターに穴をあけます。
これは4ヶ所あるので、それぞれの穴が同じ大きさになる様に心がけました。
(ピンバイスで穴あけ→ノミやナイフで成形→ノギスで穴の大きさチェック!の手順です)
スラスターの中に入れるフィンは、先ずプラ板に四角くて細いプラ棒を3本程接着した物を作り、それを、穴のサイズに合わせてカマボコの様に切り取った物としました。
このパーツを4つ作って、それぞれのスラスターに裏側からはめ込んで接着します。
本来ならここはスラスターなので、フィンの様な構造はしていないとは思うのですが、何となく密度が増している方がカッコイイ気がしたので、これでOKとしました。
細かい箇所の改造のみとなりましたが、今回はここまで。
次回の【その9】では、膝関節や、脛のディテールアップの続きについて記載したいと思います。
では~ (´▽`)
トイレの中に棚を作ってみました。
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作成スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今日は、トイレの中に棚を作ってみた件について記載してみます。
先ずは、棚を作る前にトイレ内の寸法を測りました。
寸法は、3月末に既に大まかに測り終えており、ノートに描き込んでいました。
これを基に、ざっくりと棚のイメージイラストを描いてみました。
トイレの裏側には配管や電源などがあるので、一寸足の長い棚にして、それらに干渉しない作りにしたいと考えました。
しかし、
「まぁ、現物合わせでいいか!」
と思い、とりあえずホームセンターへ行き、使えそうな材料を物色しました。
極力手間を掛けたくない為、
① 色付きの木材を使う
② 溝が入った木材を柱にすることで、棚の高さを測る手間を省く
の二点で材料を選びました。
棚板は、180cmの物を、50cm×3枚+30cmに、ホームセンターでカットしてもらいました。
とりあえずこれで、棚を作ってみようと思い、店舗へ向かいました。
トイレに柱と棚板を一つずつ持ち込み、大まかな棚の位置を確認して、組み上げていきます。
そして出来上がった棚が、下記の写真になります。
右前の柱一本だけ他の柱と向きの違う、一寸変形の棚になってます。
幸い、余る部品は出ませんでした。
何もない所に立てると、不安定です。
ネジ穴や、棚側面のカット後で木の色が出ている箇所は、目立つ所だけ、この棚用の黒いテープ(かなり薄い着色済みのベニヤっぽい物にテープが付いた物)で隠してます。
これをトイレにセットしてみました。
トイレの奥の隙間にほぼピッタリ収まるのでぐらつきも出ず、大体思惑通りには組めたと思います。
背面の壁が見えているので、壁を隠す為の板等を追加するかもしれませんが、とりあえずこれで完成としました。
将来的には、自分の作ったプラモデルを飾ったりしたいですね~。
流石に、トイレにお客様の作品は置けないと思いますし・・・。
今回はここまで。
では~ (´▽`)
店舗の照明を変える【その6】
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作成スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今回は、店舗の照明の変更に関する進捗【その6】になります。
前回までで、大部屋のライティングレールの設置は終了したのですが、その天井には未だ幾つかの「穴」があいています。
穴の種類としては、
① 取り外した蛍光灯の電源を通していた穴
② 蛍光灯を取り付けていた、ネジの穴
の2種類になるのですが、今日は①の穴を塞いでみました。
①の穴は、外した蛍光灯の数だけある為、全部で11個あります。
穴の大きさは場所によって様々だったのですが、測ってみると直径10㎝以下の物が多い傾向でした。
ネジ穴の様に小さい物であれば、パテ埋めして塗装でOKだと思うのですが、10㎝位の穴となると厳しいと思い、先ずは白いテープ等で単純に塞いでみようと思いました。
そこで、ホームセンタにて購入した多用途補修テープという物で穴を塞いでみたのですが、テープが柔らかいことも災いし、穴の形がもろに分かってしまうという結果に。
流石にこれは拙いので、もう少し固い板の様な物を張り付ける方法に変更することにしました。
ホームセンターで適当な物を物色していると、2㎜厚の塩ビ板を発見。
色も少しつや消しな白であった為、これなら塗装しなくても天井の色になじむのでは?
と考えて購入。
店舗へ取って返して作業を再開しました。
先ずは、塩ビ版を10㎝×10㎝の正方形に切り出し、これを基本形とします。
場所や穴の形状によって少し形は変えましたが、このルールを決めることで、デザイン的な統一感が出るのではないかと思いました。
そして、切り出した塩ビ版に両面テープを張り付け(ケチって、切り取った両面テープを更に縦に半分にして使いました)、それを天井の穴を隠すように張り付けてみました。
下記は別の箇所の写真です。
こちらは、10㎝×10㎝の塩ビ板を素直に張り付けた物です。
張り付けてみると、以前塗装した白い塗料色に割と近い感じであり、2㎜+両面テープ分の厚みは出ますが、穴があいているよりは見栄えが良くなったと思います。
これを11ヶ所、脚立を上り下りして穴を塞いでいきました。
そして夕方、とりあえず大きな穴は全て隠すことが出来ました~。
塩ビ板は、ノギスを10㎝に広げてスジを付けて、タミヤのスチール定規を使ってカッターで切り出していたので、ほとんどプラモデル感覚でした。
疲れましたが、作業は楽しかったですね~。
次は②のネジの穴埋めをしなければいけません。
パテも白い物を選んできたので、これもあわよくば塗装無しで済ませたいところですね。
今回はここまで。
では~ (´▽`)
店名のロゴに色をつける【その2:決定】
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作成スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
店名 "Hobby Space Contrapposto" のロゴデザインについてですが、迷っていた着色が、漸く決定しました!
下記の3点が、最終的な決定稿になります。
① 黒文字のみのバージョン(名刺等の、白背景に使用する)
② 白文字のみのバージョン(ステッカー等、任意で背景色を変更できる)
③ 文字が白、カタカナ周辺の四角がオレンジ色(外看板用として採用。但し②に置き換わる可能性あり)
結局、どシンプルな色に着地しました。
と言うか、ほぼ色なしです。
前回、ロゴの着色についてデザイナーさんと共に迷走した際、身内からのアドバイスもあり、色を付けることに意味が無ければ、無理に付ける必要は無い、という結論に達しました。
色を付けるべきだという、固定観念に囚われていました・・・。
唯一、③にてカタカナの周りの四角にオレンジ色を配した理由は、看板を掲げる外壁色である(予定)緑系の色との相性が良いと思ったからです。
プラモデルで緑メインの塗装をした物に、オレンジ色で刺し色を入れるとカッコイイのと同じ理由ですね。
兎も角、ロゴの件が終了してホッとしました。
今後はこのロゴを使用して、外看板や名刺のデザインに活かしていこうと思います。
では~ (´▽`)
1/100 Gキャノンマグナを作る【その7】
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作成スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今回も前回【その6】に引き続き「1/100 Gキャノンマグナ」のバックパックのディテールアップについて記載していきます。
バックパックの上面を見た時に、一寸のっぺりとした面が多い気がしたので、何か意味ありげなパーツを追加しようと思いました。
そしてでっち上げようと思ったのが、ヒートシンク(放熱フィン)です。
この機体が背中に背負っているのはビームキャノンという武器なのですが、バックパックの基部にも何らかの熱負荷が掛かる筈。
それならば、その熱を軽減する為のヒートシンクがあってもおかしくない、と妄想しました。
先ずは、バックパックの天面を切り取りました。
この段階ではバックパックの前後パーツは接着していない為、胴体側のパーツ天面をコの字に切り取っています。
次に、切り取って出来た四角いパーツの上に、0.5㎜厚 のプラ板を並べてヒートシンクらしき物をでっち上げます。
因みに、事前に四角く切り取った所は、このヒートシンクの入る寸法を先に算出した後に、切り取ってます。
ヒートシンクを取り付けるバックパック側の基部は、元の位置から1㎜下げた所にプラ板を張り付け、凹みにパコっとハメる形にしました。
これで、塗装後に接着することが出来ます。
ついでに、ヒートシンクの両脇にもプラ板を張り付けて、ディテールを追加してみました。
ここまで作って、胴体側と合わせてみたのが下の写真になります。
ただののっぺりとした面よりは、目を引くポイントが増えました。
狙った感じになったと思います。
バックパック本体に関しては、大まかな改造はここまでとなります。
今見ると、背面下側の両脇にあるエアダクトっぽい所にも手を入れたくなりますが、結構複雑な形状をしているので、弄らないと思います。
左右対称の形を作るのが難しそうなので・・・。
今回はここまでとなります。
次回の【その8】では、スネを中心とした改造について記載したいと思います。
では~ (´▽`)