店舗に塗装ブース用の空間を作ってみる【その3】
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
前回の【その2】では、塗装ブース用パーテーションがほぼ完成した所までをご報告しました。
今回はその続きで、塗装ブースからの排気を外に逃がす為の仕組みを作っていきます。
先ずは、塗装ブースを設置する部屋の壁に、排気用のアルミパイプを通す穴ですが、これは自分では出来ない為、プロの方にお願いしました。
あっと言う間に、直径約16㎝の穴を2つあけていただきました。
次に、外に排気を出す為の排気口を作製していきます。
大まかな手順としては、
① 窓の大きさに合わせてスタイロフォームを切り出す
② そのスタイロフォームに排気口となる穴をあける
③ 穴とアルミダクトを繋ぐ
という感じです。
先ずは、取り付ける窓に掛かるブラインドカーテンを取り外しました。
そして、汚れていた窓を掃除して、スタイロフォームの取り付け場所の準備完了です。
入手したスタイロフォームを、窓一枚分の大きさにカットしていきます。
私は、大きめのカッターでカットしてみました。
切り出したスタイロフォームを、窓にはめ込みながら微調整します。
その際、窓が開閉できることを確認。
スタイロフォームの固定は突っ張り棒で行うのですが、この段階で一回試してみました。
この段階で外から見てみると、青色が悪目立ちしている事が気になりました。
その為、外側にベニヤ板を貼り付けて、塗装することにしました。
とりあえず、スタイロフォームに穴の位置を決めて、くり抜いていきました。
その後、追加で購入したベニヤ板を、スタイロフォームと同じ大きさにカットし、排気口の穴もあけます。
尚、ベニヤ板が2枚なのは、購入後に車に入れやすかったのと、スタイロフォームに合わせてカットする際に小さい方が取り回しが楽だと思ったからです。
ですが、ベニヤ板は直線も丸穴も、カッターでかなり無理やり切り取りました。
疲れますし、面倒ですし、お勧めしません・・・。
気を取り直して、スタイロフォームにベニヤ板を重ねて、ボンドで接着します。
ボンドの乾燥を待ってから、ベニヤ板をグレーで塗装。
尚、このグレーは、以前謎のでっぱりを塗装した際の塗料の余りです。
塗料の乾燥後、窓の近くに持っていき、排気口とアルミダクトを繋げていきます。
アルミダクトをスタイロファームの穴に通してから排気口を塞ぐガラリと接続してテープで留め、ガラリをベニヤ板側に押し付けて水平の位置決めしました。
ガラリの周りは、一応コーキングして保護しました。
素人仕事だった為、コーキングの塗布量が多すぎたり、コーキングヘラの使い方が悪かったりして、かなり汚くなってしまいましたが・・・。
最終的には指で均して、OKとしました。(諦めたとも言う)
一応これで、雨や雪が排気口から沢山入ってくることは防止できそうです。
この状態で外から見てみると、スタイロフォームの青色よりも落ち着いた色味になり、イイ感じになったと思います。
こうなると、窓のもう一面から室内が丸見えなのが気になります。
ここは、ガラスにフィルムを貼るか、カーテン等で目隠しをしようと思います。
お次の問題はアルミダクトの取り回しになります。
窓から壁迄の間の弛みが気になるところで、窓側に向かって緩やかに傾斜させて固定するのが理想なのですが、現在その方法を検討中。
アルミダクトが弛んでいると、内部の水分等が弛みの底に溜まってしまい、良くないとのこと。
因みに、塗装ブースの上は、下記の写真の様な感じになってます。
ここも、アルミダクトの取り回しを少し工夫するつもりです。
塗装ブースはもうひと踏ん張りです。
テンション上げていきますよ!
今回はここまでとなります。
進捗がありましたら、またご報告させていただきますね。
では~ (´▽`)