1/100 Gキャノンマグナを作る【その10】
こんにちは~。
山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。
今回は「1/100 Gキャノンマグナ」の膝アーマー裏へのディテール追加と、足首関節のディテールアップについて記載していきます。
最初に膝アーマーの裏側ですが、ここはキットのままだと何のディテールもなくスカスカです。
その為、この部分をプラ板で塞いでいこうと思います。
先ず、1.5㎜に開いたノギスを使って、膝アーマーの内側に線を彫ります。
そして、この線の下に幾つかプラ片を接着しました。
これは、蓋になるプラ板の高さの位置決めと、作業中に蓋パーツが落下することを防止の意味があります。
(パーツがコロッと落ちるのは、中々イラッとしますからねぇ)
そして、1㎜厚のプラ板を成型して蓋パーツを作り、これを膝アーマー裏にはめ込みました。
これで、膝アーマー裏のスカスカ感が解消されました。
まぁ、動かさなければ殆ど見えない箇所ですけどね。
次に、足首関節のディテールアップについてです。
足首関節の裏面には、キットの状態でメッシュ状のディテールが入っているのですが、ここを本当にメッシュのパーツに変更したいと思います。
最初に、キットのメッシュ状のモールドとその下の基部の様な物を削り取りました。
その後、メッシュパーツを取り付ける為の穴を、足首関節側にあけました。
メッシュパーツの基部にはプラパイプを使用しました。
この改造したパーツを、他のパーツに組んでみたのが下の写真になります。
次は足首関節の前面です。
こちらは、キットの状態だとシリンダーの様なディテールが入ってはいるのですが、カマボコの様に張り付いているだけです。
その為、ここもプラ棒とプラパイプで作り直してみようと思います。
シリンダーの様なディテールを削り取り、プラ棒とプラパイプで作ったシリンダー状のパーツを接着しました。
基のシリンダーよりも少し長い感じになりましたが、脛にセットしてしまうと見えなくなるので、大丈夫だろうと判断しました。
この段階で、全体を組んでみて効果を確認してみたのが、下記の写真です。
工作的にはあまり難しくはないと思うのですが、効果は高いですね。
この辺りから、ディテールアップが苦しいけど楽しい状態になっていきます。
今回はここまで。
次回の【その11】では、足の裏のディテールアップをメインに記載していきたいと思います。
では~ (´▽`)