脱サラして、プラモデル屋さんになってみる。

脱サラしてプラモ屋を起業した男の、趣味と奮闘の記録。

1/100 Gキャノンマグナを作る【その10】

こんにちは~。

 

山形県米沢市に、模型作製スペース付き模型店「ホビースペース・コントラポスト」を開業準備中のケケサンです。

 

今回は「1/100 Gキャノンマグナ」の膝アーマー裏へのディテール追加と、足首関節のディテールアップについて記載していきます。

 

最初に膝アーマーの裏側ですが、ここはキットのままだと何のディテールもなくスカスカです。

その為、この部分をプラ板で塞いでいこうと思います。

 

先ず、1.5㎜に開いたノギスを使って、膝アーマーの内側に線を彫ります。

そして、この線の下に幾つかプラ片を接着しました。

これは、蓋になるプラ板の高さの位置決めと、作業中に蓋パーツが落下することを防止の意味があります。

(パーツがコロッと落ちるのは、中々イラッとしますからねぇ)

 

そして、1㎜厚のプラ板を成型して蓋パーツを作り、これを膝アーマー裏にはめ込みました。

f:id:KKSAN:20190418221504j:plain
f:id:KKSAN:20190418221520j:plain
膝裏に接着した白いプラ片が、蓋パーツの位置決めと落下防止になります

f:id:KKSAN:20190418222431j:plain

この後の作業のことも考慮し、先ずは片側だけに蓋パーツを接着しました

f:id:KKSAN:20190418222444j:plain

蓋パーツを取り付けた状態です。簡単なディテールを入れてます

 

これで、膝アーマー裏のスカスカ感が解消されました。

まぁ、動かさなければ殆ど見えない箇所ですけどね。

 

次に、足首関節のディテールアップについてです。

足首関節の裏面には、キットの状態でメッシュ状のディテールが入っているのですが、ここを本当にメッシュのパーツに変更したいと思います。

 

最初に、キットのメッシュ状のモールドとその下の基部の様な物を削り取りました。

その後、メッシュパーツを取り付ける為の穴を、足首関節側にあけました。

メッシュパーツの基部にはプラパイプを使用しました。

f:id:KKSAN:20190419011202j:plain

写真の左パーツがキットの状態です

f:id:KKSAN:20190419011231j:plain

メッシュの位置調整にプラ片を接着したりしました

 

この改造したパーツを、他のパーツに組んでみたのが下の写真になります。

f:id:KKSAN:20190419013956j:plain

 

f:id:KKSAN:20190419014012j:plain

後ろから、割と目立つポイントなので、効果的だと思います



次は足首関節の前面です。

 

こちらは、キットの状態だとシリンダーの様なディテールが入ってはいるのですが、カマボコの様に張り付いているだけです。

その為、ここもプラ棒とプラパイプで作り直してみようと思います。

 

シリンダーの様なディテールを削り取り、プラ棒とプラパイプで作ったシリンダー状のパーツを接着しました。

f:id:KKSAN:20190419014638j:plain

写真の右がシリンダーのモールドを削り取った後です

f:id:KKSAN:20190419223236j:plain

そして、自作のシリンダーパーツを接着しました

 

基のシリンダーよりも少し長い感じになりましたが、脛にセットしてしまうと見えなくなるので、大丈夫だろうと判断しました。

f:id:KKSAN:20190419225439j:plain

上の方はどうせ見えなくなるので、手抜きしてます

f:id:KKSAN:20190419225454j:plain

割と目立つ箇所なので、このディテールアップも効果ありだと思います

 

この段階で、全体を組んでみて効果を確認してみたのが、下記の写真です。

f:id:KKSAN:20190419225854j:plain

シリンダーは銀色塗装ですかねぇ

 

f:id:KKSAN:20190419225909j:plain

メッシュチューブも見えますね。膝アーマーの裏も意外と見えますね

 

工作的にはあまり難しくはないと思うのですが、効果は高いですね。

この辺りから、ディテールアップが苦しいけど楽しい状態になっていきます。

 

今回はここまで。

 

次回の【その11】では、足の裏のディテールアップをメインに記載していきたいと思います。

 

では~ (´▽`)